ヒアルロン酸注射とはりきゅう治療

福岡市西区にある鍼灸サロンHARINGです。ヒアルロン酸の治療効果と美容効果についてお伝えしていきます。

ヒアルロン酸は、その優れた保水能力と生体適合性から、多くの医療および美容分野で不可欠な素材となっています。

ヒアルロン酸は、、元々人の体内に持ち合わせているものになり、皮ふや目や関節に多く存在します。

ネバネバした粘液成分のため、保水効果が高いものとなります。1グラムで6リットルほどの保水効果があります。

ヒアルロン酸は、コラーゲン繊維との隙間を満たします。

しかし、ヒアルロン酸は30代から減少し始め、40代では生まれた頃の半分に、60代ではさらにその半分に減少します。

目次

1970年代
ヒアルロン酸の生物学的機能がさらに解明され、関節液の主要成分としての役割が注目されました。これにより、関節痛の治療に使用されるようになりました。

1980年代
保湿成分としての高い効果が認識され、さまざまなスキンケア製品に配合されるようになりました。

2000年代以降
ヒアルロン酸はスキンケア製品、関節炎治療眼科手術創傷治療などに幅広く利用されています。

現在も新しい応用方法や技術が開発されており、その利用範囲はますます広がっています。

関節液は、関節内を満たしている液体です。その役割は、関節の潤滑と軟骨の栄養に大きく分けられます。

軟骨細胞は血管がないため、関節液が浸透することで栄養が届きます。

関節を満たす滑液にはヒアルロン酸が含まれており、ヒアルロン酸注射は関節液を補うために行われます。

ただし、ヒアルロン酸は分解されるため、効果は一時的です。関節内注射は痛みを伴うことが多くあります。

関節運動により軟骨組織は少しずつすり減りますが、自己修復が間に合えば健康が維持できます。

関節部へのはり治療は、鎮痛効果が期待できる為、関節リウマチ痛風変形性膝関節症滑液包炎などの症状に応じた治療が行われます。

また、膝の痛みの原因として、大腿四頭筋の関与が多くあります。この筋肉や腱を緩めることで、屈伸運動を助け、立ち上がりや正座の痛みを軽減できます。

さらに、使い過ぎや疲労の蓄積によるランナー膝外側の痛みや、階段を下る際の膝内側鵞足炎にも鎮痛効果が期待できます。

鍼治療と重ねて、リハビリストレッチや自宅で毎日行えるセルフケアを重視しております。

打撲や捻じれがないのに膝がブヨブヨして水が溜まっている場合や、腫れが長く続く場合は放置すると症状が悪化することがあります。

安静にして、患部を冷やしても3日以上痛みが続く場合は、早めの治療をおすすめします

美容目的で行うヒアルロン酸注射は、目の下のクマや頬のたるみ、ほうれい線に効果的です。

皮膚のくぼみに液を注入することで、その部分を膨らませる効果があります。

施術は短時間で行われますが、ダウンタイムがあり、皮膚の腫れ、変色、痛み、内出血が見られる場合があります。

触るとブヨブヨした感触が残ることもありますが、施術直後から即効性を感じられるようです。

持続効果は、美容クリニックのHPでは3ヶ月から6ヶ月程度と記載されています。

まれに注入されたヒアルロン酸が毛細血管を圧迫し、血流が妨げられて皮膚が変色したり、壊死に至るケースも報告されています。このような症状が現れた場合、ヒアルロン酸を溶かす薬剤で処置を施す事もあるようです。

施術を受ける際は、信頼できるドクターに相談し、適切な処置ができる環境で施術を受けることが大切です。

料金は1ccあたり数万円からで、注入量によって加算されることが多いようです。

鍼による微小な傷により、皮膚の再生を司る線維芽細胞が集まる事で、真皮層の成分であるヒアルロン酸コラーゲン、エラスチンの産生を促します。

眉間のシワほうれい線、ゴルゴラインに効果的です。

さらに、たるみへのアプローチも同時に行います。

美容外科や美容皮膚科で多くの施術のターゲットとなっているのがSMAS層(表在性筋膜系)です。

SMAS層は顔の表情筋と連動しており、顔の若々しさを維持するために重要な役割を果たします。

当院では、この引上げ筋のSMAS層に鍼を刺し、微弱電流を流すことでリフトアップ効果が期待できます。

まれに引上げ筋の筋肉痛内出血が起こることがありますが、ダウンタイムはなく、ヒアルロン酸液が血管を圧迫することもないため、肌の変色や壊死の心配はありません。

スキンケアで乾燥対策

年齢とともに、減少して、肌の潤いが保てなくなってきます。

化粧品に3代保湿成分は、ヒアルロン酸コラーゲン、セラミドです。

皮ふの最も表面にある角質層にある脂質の約50%がセラミドです。

細胞をくっつけることから「天然の接着剤」とも言われております。

さらに主にバリア機能を整える事で肌からの水分蒸発を抑えたり,外部の細菌やウイルス、紫外線や乾燥から肌を守る機能があります

皮膚の真皮層に多く含まれるヒアルロン酸は、コラーゲン繊維の隙間を満たし、保水弾力性を維持しています。

化粧品は表皮角質層までしか染み渡らないものがほとんどですが、化粧品の成分にヒアルロン酸ナトリウムが使われてることにより、保湿効果が期待できます。

さらにアセチルヒアルロン酸Naは、ヒアルロン酸の一種で、ヒアルロン酸にアセチル基が結合した化合物です。この改良により、高い保水力で知られるヒアルロン酸の約 2 倍の保水力があります

まとめ

ヒアルロン酸注射は即効性があり、頬のたるみやくぼみをすぐに改善します。

美容鍼は、微小な傷からの肌細胞の再生効果により、コラーゲン生成を促し、自然なリフトアップや肌の弾力改善が期待できます。

化粧品は、保湿とバリア機能を強化し、肌を守ります。小じわや乾燥しやすい目元は、保湿機能の高いものがおすすめですが、お顔全体の保湿には安価なものでも十分です。自分に合った使用感を選びましょう。

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