自分のからだを自分で治せるように導く、
その方のお身体に合わせたセルフストレッチが学べる、
福岡の鍼灸HARING治療院です。
肩こりや腰痛の主な原因は、長時間同じ姿勢を続けたままでいることです。
筋繊維を伸ばす機会が少ないと、筋肉や関節は硬くなります。
身体にはエネルギーを節約する仕組みがあり、エネルギー消費を最小限に抑えるために関節の可動域が狭まり、筋肉の伸縮性が失われていきます。
今回は、セルフストレッチの効果を引き出すポイントを解説します。
まずはストレッチの効果が出せない人の特徴から解説していきます。
瞬間的に伸ばしてしまう
勢いをつけたり反動を使ってストレッチを行うと、関節や筋肉に過度な負担がかかり、過緊張状態になってケガのリスクが高まります。
筋肉には「必要以上に伸ばされないように守る感覚センサー」があり、
瞬間的な動きで筋紡錘が反応し、伸張反射が起こると筋肉が収縮してしまいます。
これにより、無意識的な筋肉の収縮と意識的なストレッチがぶつかり、ストレッチの効果を妨げてしまいます。
ゆっくりと徐々に筋肉を伸ばすことで、ストレッチの効果を最大限に引き出すことができます。
筋肉がふるえてしまう
筋肉を伸ばす時に痛みを感じると交感神経が優位になり、筋肉の緊張が強いと収縮時にふるえが起こることがあります。
さらに、脱力ができず強い力で伸ばそうとすると、筋紡錘の働きにより,
筋肉が縮もうとする反応が起こり、プルプルとふるえが起こります。
このような状態では、筋肉を適切に伸ばすことができず、正しいストレッチの効果が得られません。
身体の脱力を意識しながら無理をせず、痛みを感じない程度に緩やかに伸ばしてみてください
呼吸をとめてしまう
ストレッチ治療中も頑張りすぎて呼吸を止めてしまう方が、多くいらっしゃいます。
筋肉への酸素供給が制限されて、体が硬直傾向になります。
身体に力が入り脱力ができない状態では、
ストレッチによる柔軟性の効果がだせません
ストレッチ中もリラックスした状態でゆっくりと呼吸を続けましょう
特に呼気(息を吐く)時は、副交感神経が優位になり、筋肉が緩みやすくなります
まとめ
簡単にストレッチ効果を高めるポイントは、
「呼吸を止めない」「反動をつけない」「脱力を意識する」「無理に伸ばさない」ことです。
これらを守ることで、効果が格段に上がります。
一度目のストレッチで効果を感じないのは、身体がエネルギーを節約しようとするためです。
運動習慣がなく、ストレッチケアを行わない方は、筋肉が硬く、最初は伸びにくい状態です。
同じ動作を20秒から30秒、数回繰り返すことで徐々に筋肉が伸び、3回目で効果を実感できるはずです。
最初は鏡の前で行うと効果的です。シルエットが映るガラス窓やTV、鏡面タイプでも十分です。
力が入りすぎていないか、姿勢が正しいかなど、自分のフォームを確認しながら行ってください
効果を実感したら他の部位も徐々に増やしていくが、長く続けられるコツです。
それでも、身体が硬すぎてやる気が出ない方や、
過去にぎっくり腰や五十肩になった経験があり、自己流になるのが不安、
そんな方には、治療を通じて自宅でのストレッチがやりやすくなるようサポートし、お悩みに合わせた本格的なストレッチをお教えします。
福岡の鍼灸サロンHARINGでは、自分の体を自分でケアできるよう導く、個々に合ったセルフストレッチが学べる治療院です。
「自分に合ったストレッチを知りたい!」とお考えの方は、ぜひご相談ください。
福岡市西区で美容鍼や鍼灸治療をお探しの際は、鍼灸サロンHARINGへどうぞ。
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